普段、駒裾自動車工業でどんな作業をしているか、今回は、車検整備でご入庫いただいたお車の整備風景を描きたいと思います
まずは、リフトに設置してお車を持ち上げていきます
スパークプラグの点検から
テスターにかけ火花の状態、失火等を確認します。スパークプラグの点検はイリジウムプラグなどの長寿命タイプですと外さず点検を省略できますが、当店では外して点検清掃します。清掃は、点火部はもちろんですが、ネジ部に油ゴミ錆などが付きプラグが固着して外せなくなることを考慮し磨いてきれいにします。
フロントブレーキの点検です。ブレーキキャリパーのスライドピンを外して古いグリスをふき取り新しいグリスを注油することによりスライドが滑らかになりブレーキの引きずりなどを防ぎます。
キャリパーピストンの状態を確認するためピストンを押し出し錆がないかブーツをめくり確認します。その後グリスを吹き込みピストンを名一杯押し込みます。軽い力で押し込めれば固着がなくスムーズにブレーキが働きます。力を入れないと押し込めない場合錆等で膨らみが出てピストンが動けなくなっている可能性がありブレーキが聴きっぱなしになる恐れがあるので念入りに点検していきます。
ブレーキパッドは表面を軽く削りブレーキローターとの当たりをよくします。
リヤブレーキです。清掃とホイールシリンダーのブーツをめくり漏れを確認したのちグリスを注入しホイールシリンダーの動きを滑らかにし錆て固着しないようにします。また、ブレーキ時にキーと鳴っていたのでブレーキライニングを削り音鳴りがしないように対策しました。
このほかにも点検項目はありますが、写真を撮るのを忘れてしまったので次の機会に書きたいと思います。ありがとうございます。